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都市部での屋上や壁面の緑化が進んでいます。

屋上や壁面の緑化は、都市部でのヒートアイランド現象の緩和や景観にとても有効な手段です。特に緑の少なくなっている都市部では、緑を目にする機会を増やすことが働く人々にとっての癒しにも繋がりますから、どんどんと増やしてもらいたいところです。

ところが、8年をピークに緑化はほとんど進んでいなかったのが事実です。企業はそんなところに金がかけられないというのでしょうか。そんなところに金をかける企業こそが生き残れる時代、認められる時代だと思いますが。

さて、そんな思いが通じたのか、2017年は全国で屋上緑化が約23.1㌶、壁面緑化が約5.5㌶、合計28.6㌶実施されたと国土交通省が発表しました。

屋上だけで東京ドーム5個分に匹敵します。

代表的なところとしては新宿駅南口にできた「バスタ新宿」などに実施されました。

残念ながら同施設に訪れた方も「え、そうなの」というくらいにしか認識されませんけどね。

 

残念ながらこの程度です

 

 


 

屋上庭園といっても少し寂しいですよね

 

 


先週私はアメリカのヒューストンに行ってきました。NASAの宇宙センターが有名ですよね。街並みは広々として広大なアメリカ大陸を感じさせます。

 

広大な土地に次々と背の高いビルが建ち並びます。

空港からのタクシーの運転手が「最近はダウンタウンはビル、ビル、ビルだらけだ!」と言ったのが笑うに笑えませんでしたが。

 


丁度私が訪れる2日前にブッシュ大統領が亡くなったばかりで、テレビでは追悼セレモニーの場面が流れ、その名もジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港(ヒューストン国際空港)や、市内のジョージ・ブッシュ・パークの銅像の周りには沢山の献花が添えられていました。

 

 

バーのモニターで流れていた追悼セレモニーの場面

 


 

 

 

ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港の銅像


 

 

ジョージ・ブッシュ・パークの銅像

街のヒーロであり、愛されていたことがわかります

さて、そのダウンタウンの一角に面白いものを見つけたのです。

 

最初は何かよくわかりませんでしたが、近くに行って驚きました


 

 

最初の写真とは違う羊です。全ての階段の上の屋根にグラスと羊がいます

おそらくヒートアイランドのためではなく、来客の目を引くためと思われますが、ヒートアイランドに憂いている私には、日本でもこういったちょっとしたアイデアで見る人を楽しませ、かつヒートアイランド現象を和らげる方法を取ってもらいたいと思いました。

 

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