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新年明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。皆様におかれましても素晴らしい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 

さて2019年、今年は新元号に変わる事から節目の年となるかもしれません。

しかし日本と韓国のレーザー照射問題がどんどんと大きくなっています。韓国側が作った反論動画でBGMが流れたり、使われている動画の中のボイス部分がもの凄くノイジーで聞き取れなくしているのは「わざと?」と疑問を持たれる方は少なくないでしょう。


この問題をここで取り上げるのはお門違いとなりますからこのへんにしておきますが、隣国で友人国でもある韓国との対立は避けたいものですね。

 

 

さて、昨年読んだ本の中で環境問題にも少しは関係するかもしれない、素晴らしい本をご紹介させて頂きたいと思います。

『すてきな地球の果て』 著者田邊優貴子 フォト&エッセイ集 出版元ポプラ社



著者の田邊優貴子さんは、青森県出身で京都大学在学中には、京都から青森まで自転車で帰京したという強者です。詳しくはウィキペディアでどうぞ。

田邊優貴子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

この本の中にはその事も書かれており、著者の性格や行動力に触れることができます。

北極やアラスカに行った話、そしてついに南極に到着、船からヘリコプターで観測拠点へ移動し、ヘリコプターから荷物が吹き飛ばされそうになりながら降ろす時の模様など、全てに引き込まれていきます。

 

全く南極のことを知らない私は、この極寒の最果ての地で「ユキドリ」という、真っ白な鳥が岩場の陰に巣を作り生きていることに驚き、皇帝ペンギンがまるで親分のようにアデリーペンギンの群れを従えていくシーンなど、驚きとともに「なんで?なんで?」などと胸の中で叫びながら読み進めました。

さらに湖の中に「コケボウズ」と名付けられた、まるで森のように突起物が木のように立ち上がり、そこに緑色の苔がぎっしりと生息している姿に感動を覚えたのです。

 

ぜひ私が覚えた感動を皆様にお伝えしたいと思いますが、なんと言ってもこの本を読んで沢山の写真を見ていただかないと、私の拙い文章では一割も伝える事は出来ません。

残念ながら出版元のポプラ社には在庫もなく、大抵の本屋さんでも置いていないでしょう。

ネットで調べると中古本が出ていますので、そこで程度の良い本を探すしかありません。個人的には、本は書店で購入して頂きたいのですけどね。

 

実は1月4日、私と同じく著者の大ファンである娘は、著者とそのご主人とお会いすることが出来たのです。偶然にも彼女は私の住まいの近くに以前住んでおり、同じ寿司屋が行きつけだったのです。

つまり最初にこの本を紹介してくれたのは、その寿司屋の大将と女将さんだったのです。本も旅も大好きなことを知っている大将から「こういう本があるんですが興味ありますか」と渡されたのが「すてきな地球の果て」だったのです。

中をめくった一瞬で「わ〜、凄く素敵な本ですね」と、その場でお借りした次第です。

 

そして、大ファンになった私は「田邊優貴子さんが来る時がわかったら知らせてもらえませんか」とお願いしていました。

そして一年近く経って念願叶ったその日が1月4日だったのです。まるで「すてきなお年玉」を貰った気分でした。

 

ご挨拶した彼女は、研究者とは思えないほど(失礼)に素敵な女性で、1週間前に南極から帰国したばかりのご主人も、凄く素敵なファッションと個性的な髪型で、2人揃うと「只者ではない!」雰囲気が漂っていました。(笑)

 

2人の大切な時間を邪魔してはいけないと、簡単な挨拶と本の感想を述べさせて頂くと、2人とも至極喜んでくれました。

本当はもっともっと話をしたいし、聞きたいことが山ほどあるのですが、娘も挨拶程度に我慢をしてお先に失礼して帰宅しました。

 

皆様も南極が変化している事はご存知だと思います。南極の氷が溶けてしまうと日本の平地の80%が水没してしまいます。

それでも以前のブログにも書きましたが、南極のオゾン層が復活してきていると悲観的な話ばかりではありません。

 

南極だけでなく、すべての地球における環境や生態系を破壊することも守ることも出来るのが人間です。それは国や企業の問題だけでなく、我々一人一人が心がけなければならないことです。

京都(一部)では、レジ袋の使用を禁止しました。まだ多くでは2円程度の値引きやポイント還元程度ですが、海洋のマイクロプラスチック問題は深刻を通り越して恐怖と言えるレベルに達しています。

レジ袋やプラスチック容器は使わない、ゴミの仕分けはきっちりとするなど、誰にでも出来る事は沢山あります。

「すてきな地球の果て」が、未来永劫も続くように、皆様一人一人の協力をお願い致します。

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