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外国人を受け入れるということはどういうことなのでしょう。

私は外国人を受け入れるのに賛成派です。それは、自国民だけが良ければそれで良いという短絡なものではなく、貧民国の人たちも同じ人間として受け入れ、ともに共存すべきということを基本概念として持っているからです。

しかし、その信念が揺らぎ始めています。

 

私は、ボランティアとして参加しているもの、支援しているものも含め17ほどあります。
*団体、個人ボランティア含め

 

一例ですが、カンボジアの学校設立というのは、ある番組で特集を組まれたこともあったのでご存知の方も多いと思います。私も「SCHEC カンボジアに健康及び教育と地域を支援する会」という団体に参加しています。こちらでは主に学校設立、井戸建設、歯科医派遣を行っています。井戸については私個人と弊社を併せると約30本を寄付しています。


 シムリアップでNo. 1と言われている国会議員のS氏と井戸を掘っているところです。真似だけですが、簡単に掘れていきます。


私がカンボジアのアンコールワットで有名なシムリアップにボランティアで参加した時、八王子の未亡人のYさんの寄付により学校が作られ、その落成式に参加したことがあります。


 お迎えには沢山の子供達が並んでいました。


 テープカットをする私

アジア諸国にも何度か行っていますが、文明の発達したところよりも、文明の届かない国や場所が好きです。

そのような場所では、多くの人々が貧困で苦しんでいます。

私はその人たちと比べれば数段豊かな暮らし(金銭的にであって、もしかして精神的には貧しいかもしれませんが)をしています。これは何も私だけの努力から成し得たものではありません。“日本”という素晴らしい国に生まれた、その事がとても大きな理由だと思います。

 

どんなに勉強したくともできなかったのがカンボジアの子供達。どんなに頑張っても貧困から抜け出すことのできない国は沢山あります。

 

世界には“スレイブ(奴隷)”が、今でも2,000万人もいると言われています。親の借金を生まれながらに背負わされ、一生かかっても借金は減らずに増えていき、そして次の子供にその借金が引き継がれ、いつ迄経ってもその地獄からは抜け出せない人たちです。この事については折りがあれば書き込みます。

 

話を元に戻しましょう。

 

そういう気持ちを持っている私ですら、今は外国人受け入れについてとても悩んでいます。それはこの事を知ったからです。

 

日本には犬肉を出す店が100店舗以上!!

 

その前に、皆さんは毎年6月に中国のユーリン地区で行われている「犬肉祭り」を知っていますか?

犬を攫って(誘拐)きます。中国だけでなく、アジア諸国、おそらく日本からも犬が誘拐、もしくは里親の振りをして引き取るなどして連れて行かれているのではないでしょうか。

 料理している画像は残酷すぎて掲載できません

とにかく残酷に殺して食べるのです。苦しめば苦しめるだけ肉質が良くなると信じられているからです。その数は一万頭以上にも及びます。

 

生皮を剥ぐのは当たり前、いきたまま焼き殺したり、生きたまま茹で殺したり、とにかく悪魔の所業と言わざるを得ません。

 

しかし驚きました、池袋や上野など、こんな近くに犬肉を出している店が有るとは! 日本でも犬肉を食べている人がおり、食材として出している店がこんなにあるとは衝撃としか言えません。

店名もわかっていますがここでは書けません。

 

もし「狗肉」と書かれているメニューがあれば、それが「犬肉」のことだと覚えておいてください。


犬肉を食べる客は、中国人、韓国人、朝鮮人、ベトナム人が主だと言います。日本人や他の国の人もいるかもしれません。

 

しかし、日本でも大地町のイルカ殺しの様に他の国から見ると、とんでもなく野蛮な事をしているのです。親イルカは撲殺し子供は水族館へ売り飛ばします。*映画「ザ・コーブ」参照

中国以外の諸外国の多くではイルカの購入をやめました。

 

つまり私たちから見て信じることのできない「犬肉を食べる」「犬を殺す」という事が、ある国の人たちにとって「イルカを殺して食べている方が余程残酷だ」と見えているかもしれないのです。


 大地町だけの特別なことではなく、日本では当たり前の様にイルカ肉、クジラ肉が売られています。


外国人を受け入れるということは、その違う文化を受け入れるということでもあり、それを私たちが信じられないからといって拒否をして良いものでしょうか?

これほど極端でなくとも、他の宗教の人たちは私たちと違う文化や習慣を持っています。その人たちを受け入れるということは、これに近い“違い”(考え方 習慣 モラル)事があるのです。

 

私には結論が出ていません。普段のブログでは私から皆さんへのメッセージという事が多いのですが、今回は相談みたいなものになってしまいました。

 

動物は食べ物ではありません。世界にヴィーガンやベジタリアンが増えているのは、その慈悲の気持ちが主だと言います。

もちろん、効率のために薬漬けにされた肉を食べる事が健康に悪いからというのもあります。

どちらにしても、これからの日本において、どの様な対応をしていけば良いかと、非力ながら悩んでいる次第です。

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