地球温暖化を防ぐためにはCO2の削減は急務・・
産業革命時代から気温の上昇が始まり、この時代から+1.5°までに抑えないと地球は後戻りの出来ない道に進み、いつか破滅してしまうと言われています。
でも、今の気温って平安時代に近いんですよ。ではなぜ破壊に進んでいるのか?
今回はこの点を解説すると長くなるので、興味のある方はこちらをお読みください。
CO2を皆様は知っていますか? もちろん知っていますよね・・
「二酸化炭素」です。
ではCO2を見た事がある方はいますか?
「え!? 見れるの?」「見た事ないです」
実際には目に見えないので、見た事がなくて当たり前です。
しかしこれほど環境を悪くしている最大の悪党を見た事もなく、それなのに、ただ減らそうと言われてもよくわかりませんよね。
そこで見えないですが、覚えておいてもらいたい数字があります。
可視化するためにわかりやすいと思います。それは・・・
CO2をレジ袋に換算してみましょう。
CO2 一個に対してレジ袋は、なんと400枚に相当するのです!
レジ袋を有料化して減らしていくのは当然のことです。ですが、それよりもっと悪い大悪党もいるわけです。
私が思うに、つまりレジ袋はスケープゴートに仕上げられているのではないか?
だって国内生産されたプラスチック製品900トンのうち、僅か2%ですよ。
もっと悪いのはペットボトルであり、食品プラスチック容器など。
ペットボトルは、日本だけでも年間1億8000万本が海に流出しています!
これらも一般人の我々の意識を変えるだけでも減らせられるのに、たまにマスコミが取り上げる程度で、どこのスーパーやコンビニでも普通に置かれています。
「レジ袋は有料になりますが、どうされますか?」
とは言われますが、「食品容器は有料になりますが、どうされますか?」
なんて聞かれたことありません。
閉店間際のスーパーやデパートに行くと、山積みにされた売れ残り食材やパックを見ていると、鳥肌が立ってしまいます。
釣りのテグスや漁に使う網も、ゴーストフィッシングと呼ばれ、海に住む生物や鳥たちを苦しめています。
参照:http://esa.tokyo.jp/2021/02/02/20210202_blog/
世界で最もCO2を排出しているのは・・
また、世界で最もCO2を排出しているのは車でも工場でもありません。
工場畜産です。つまり食肉用に飼育されている牛などから排出されるゲップです。
車から排出されるCO2は全体の12%、工場畜産からはそれを上回る14%と言われています。
さらに糞尿から出る亜酸化窒素は、なんと二酸化炭素の300倍もの温室効果があるのです!
さらには食糧難で困っている2億人もの人々がいるのに、畜産に回す「とうもろこし」や「じゃがいも」などについても。
ついでに言うと、アマゾンの森林火災は、牧草を育てるために森林に火を放った人災です。
参照:http://esa.tokyo.jp/2023/11/21/20231121_blog/
ラスボス、フロンガス・・
さてCO2が具体的にどれだけ悪者かわかってきたところですが、まだラスボスが残っています。それがフロンガスです。
CO2と同じ量のフロンガスがどれだけ悪いかと言うと・・・
フロンガスはCO2の、なんとなんと4,000倍
も悪いと言われています。
ただし、諸説には11,000〜15,000倍と言うのもあります。
どちらにしても桁違いの悪さをしているのです。
フロンガスは、主にエアコンに使われているのでお分かりですよね。
ヘアスプレーなどに使われていたフロンガスは、完全に使用禁止となっています。
「そんなこと言ったって、エアコン無しじゃ生きていけないよ〜!」
そうですよね、これほど暑くなってしまった地球で快適に過ごすためには、エアコンは必須になってしまいました。
しかし、自動販売機や冷凍冷蔵ショーケースなどに使われているガスはフロンではないのです。
それが「自然冷媒ガス」です。
フロンガスの数百分の一しか悪さをしないばかりか、3年で完全に自然界から消滅してしまいます。
なぜ、全てのフロンガスを自然冷媒に変えないのか?
この点については、とても長くなりますので割愛していきます。
100年後でも地球に残存してしまうCO2を1とした場合、フロンガスは2,000倍(ガスの種類によって1,800〜11,000倍)、最新の環境に良いと言われているフロンガス「R32」でも700倍程もあります。
100年経っても消えないって信じられますか? たった今放出したフロンガスは、一体何倍なんだ?と言う話になります。
自然冷媒ガスがどれだけ素晴らしいかよく分かります。
2024年度EV補助金、まもなく受付開始!・・
トヨタは2026年のEV車の販売目標を150万台に設定、日産は2030年までに19車種をEVに、ホンダは2030年までに先進国でEV・FCEV比率40%、2040年にグローバルでEV・FCEV比率100%にする計画を発表しており、日本でも新車を数多く投入することになりそうです。
しかし現状は2023年1〜9月までの販売割合は、僅か3.65%にしか達成していません。
有言実行をお願いします。
EV車は本当に環境に良いのか・・
さて環境に良いとされているEV車ですが、両手をあげて賛同しても良いのでしょうか?
私も電気自動車に乗っており、排気ガスを排出しないことから、乗っていても罪の意識はありません。爆音を響かせて走っているスポーツカーや高級車を見ると「自分が良ければ地球はどうなっても良いのか?」なんて軽く怒りを覚えてしまいます。
EV車の長所・短所・・
しかし、そのEV車も欠点はあります。
先ず良い点から
排気ガスが一切でないことで環境を壊す事がない。
化石燃料はいつか枯渇してしまいますが、少なくともその時期を遅らせる事ができます。
まあ、この2点に集約されていると言っても良いのではないでしょうか。
悪い点について・・
電気自動車を製造する過程において大量のCO2が発生している。
エンジンを作っていないので、その点を持ってもガソリン車以上に製造過程でCO2が多く発生していると言うのは、ちょっと考えづらく、意図した情報にも思えます。
リチウムやレアメタルを集積したり運んだりするためにも、CO2が発生している。
*輸送の問題は石油も変わりません。
現状リサイクルが進んでいない。
*リサイクルするより新しいリチウムの方が安いから
そして石油と同じくいつか枯渇してしまう。早急に安価で出来るリサイクル方法を確立してもらいたいですね。
CO2削減のためのEV車を作るために、CO2を多く使っているとなると本末転倒になります。
火力発電や原子力発電から発生した電気を使っているのなら、それもまた同じく本末転倒と言えるでしょう。
私が昨年まで住んでいた一戸建てには、充電設備をつけ、電気は自然エネルギーで作った電気を使っている電力会社と契約をしていました。
今は、充電設備のある場所まで行って充電しなければならないので、そこは歯がゆい思いをしています。
製造過程やリサイクルについては、放置した状態ではなく、それぞれの国や機関で研究が進んでいるとのこと、早急に改善してもらいたいです。
EV車は急激に拡大する・・
さて結論ですが、EV車が急激に販売台数を伸ばすことは確定しております。2035年までは急速に伸びて行きます。
助成金で設置できる今のうちに、導入を検討されてはいかがでしょうか。
ただし寒冷地にお住まいの方は、電池は寒さに弱く、充電スピードも充電量も通常よりかなり落ちてしまうことも念頭に置いてください。
ご興味があれば・・
我がA・Pグループでは、一般社団法人省エネルギー協会、(株)REIを中心にEV充電器の設置を推進しています。
昨年も多くのパチンコ店様、大手ホテルチェーン様で設置をして頂いております。
導入費用も電気料金も全て無料・・
補助金を使えば導入費用、その後のメンテナンス費用などが無料になります。
しかも、今年から使用した電気料金も無料となります。
*条件がありますので詳しくはお尋ね下さい。