副題は「放置された地球」です。実は23日に観に行く予定でしたが、勘違いして「TOHOシネマズ」で公開されていると言うことだったので、新宿を予定していて前日チェックすると、なんと新宿ではやってないんですね。
六本木か新橋でしかやっていないので、ちょっと大雨でもありヘコタレてしまいました。
しかし今朝の日テレでも取り上げていたように関心は高いようで、それだけでも安心です。
地球の二酸化炭素濃度は350ppmを上回ると引き返すことができなくなると言われているのに、現状は400ppmを超えています。本当にギリギリの所にきているのです。我々が何か手を打たなければ地球上のすべての生命の危機が間近まで来ていると言うのに、それが明らかにも関わらず、トランプ大統領は企業優先、金優先で地球温暖化対策をそっちのけで各国を歴訪し、金を引き出すことについては見事な手腕を発揮した。
米財務省によると、日本の対米貿易黒字は2016年に690億ドル(約7兆8900億円)に登るとのことですから、トランプ氏が日本に見返り(是正)を求めるのはある意味筋が通っているのかもしれません。
安倍首相にすれば「イヴァンカ基金」に57億円を日本政府として寄付をするのも、この圧力を少しでも和らげるためなのでしょう。
これだけの金があれば環境問題に遅れている日本も、もう少しマシな対策ができるはずです。
個人個人であっても、自分が肉を食べたいから食べるため(殺す)の牛を飼育し、その牛に水や牧草を与えることで環境を破壊し、その牛が出すゲップが車の排気ガスよりさらに環境汚染をしてしまっている事実に目を塞ぎ、デパートでは4割もの食料品が毎日廃棄されている事実を知りながら何もしようとしない、これは一個人でも一企業でも同じ罪を犯していると言えるかもしれません。