これは2019年に歴史に残るほどの大自然災害が発生したのを機に、18カ国が共同で災害防御システム「ダッチボーイ」を衛星軌道に打ち上げ、世界の気候を監視し完全コントロールを始めると言う物語です。
最終的には、ある人物の策略により、ダッチボーイが突如制御不能となり、世界中に大変動が起きてしまうと言うものです。
結末を言うと面白くないので、ぜひご覧ください。
さて、地球の異常気象から始まった題材ですが、当然 “その様なことが起きている”から映画化されたわけですよね。全世界の人々の奥底に、異常気象というキーワードが刻まれているからこそと言えるかもしれません。
映画の内容は単純明快で、先読みする必要もないものですが、シンプルな内容ゆえにその恐怖感も伝わりやすく、とても良い映画でした。
さて、その異常気象については地球温暖化と言うキーワードが真っ先に思い浮かぶ事でしょう。
「何言ってんだ、こんなに寒波がずっと続いているのに!」
この様な意見はいつまでたっても後を絶ちません。その時の一瞬を捉えるからです。
いくらすごい勢いで伸びてきた仮想通貨でさえ、落ち込むことは必ずあったのです。今回の事件でどの程度落ち込むのかわかりませんが、今までは驚異的な伸びを示し続けました。
世界の平均気温も毎年の様に上がって行きました。日本を取ってみれば一昨年までの三年間、過去最高気温を更新し続けたのです。
ところが昨年の都内の気温を振り返ってみると、平均気温で7月や11月は一昨年を上回っているものの、その他の月では下がっているのです。それだけを取って「ほら下がっている時だってあるじゃないか」と言うのは、先の「寒波が来ているのに」と言う意見と同様なほどに短絡的です。
アメダスによる20世紀末と21世紀末との「年最深積雪の変化」では、東日本日本海側では大きく減少するとあります。西日本日本海側は元々の積雪量が少ないので変化が小さく、しかし積雪がほとんど無くなる地域もあると予測しています。北海道の一部で増加と予測するも、その幅はあまりにも小さいとしています。
夏は暑く冬は寒く、四季がはっきりしている日本って素晴らしいですよね。その日本も亜熱帯地方に属する様になってしまったと言います。
素晴らしい日本を、奇跡の星「地球」を将来に残すためにやる事は沢山あり、その全てが今すぐにやらなければならない事なのです。