書いていて長くなったので二回に分けて書いていきます。
まずはアミノ酸とアミノ酸等について・・・・
定義 調味料はアミノ酸・核酸・有機酸・無機塩の四つのグループに分かれています。昆布や鰹節など昔からうまみ成分として使われていたものを使ったり、化学的に合成したものです。
2種類以上のグループを使用した場合、後ろに「等」をつけて表示する事になっています。つまり、何種類が入っていても「アミノ酸等」の一言で片付けることができ、それぞれの詳細を書く必要はありません。
この写真はある主婦の方からの投稿です
そして、グルタミン酸ナトリウムはアミノ酸なので体に良いと勘違いしていませんか?
最近の研究では中枢や神経系だけの症状だけではなく、全ての臓器に悪影響を与える事がわかっています。
グルタミン酸ナトリウム=MSGは、遺伝子組み換え技術を用いた菌から出来た味覚を狂わせる化学調味料です。
これを読んで「あー、あの〇〇の素」と思われた方、正解です。
グルタミン酸ナトリウム=神経毒
化学調味料入りの食事をした後には、グルタミン酸の血中濃度が上昇し、体内の全てのグルタミン酸受容体が過剰に刺激されます。
例えば心臓であれば、心臓のリズムが乱れ、不整脈を誘発します。
グルタミン酸ナトリウムは突然死の原因となり得るのです。
自然の食品の中に含まれるグルタミン酸・・・
オリゴペプチドやポリペプチドのアミノ酸の分子として存在しています。
トマトや昆布に含まれているグルタミン酸はタンパク質の複合体として存在します。
複合アミノ酸は肝臓で分解されます。体に悪影響は与えません。
食品添加物グルタミン酸ナトリウム・・・
水に速やかに溶け単体の遊離グルタミン酸となります。
例え少量でも速やかに吸収・代謝されるためにグルタミン酸濃度は高くなります。
グルタミン酸ナトリウムは、スーパーやコンビニで売られている商品の殆どに含まれています。
私が以前あるSNSで「コンビニの商品の裏側の表示を見る様に」と言った時は、「誹謗中傷だ」とか、「そんなもの気にしていて何が食べられるんだ」などの批判を受けました。
でも、どうですか、少しは見てみる気になりましたか。
「アミノ酸等 うま味成分 発酵調味料 核酸 タンパク加水分解物」などの記載のない商品を選びましょう。
諸外国で言われているMSGの弊害・・・
⑴一回に1.5g~2g以上を摂取すると、顔面圧迫感、灼熱感、倦怠感、手足のしびれなどが起きる。
⑵胎児・乳幼児の脳形成期に悪影響の恐れがある。性成熟異常、性ホルモンの減少などの不安、妊娠率が低くなる。
⑶核酸系調味料の過剰摂取は体質によっては痛風を患いやすくなる。
⑷アメリカではMSGを摂取した後、頭痛、胸部から首、肩、腕にかけ熱感、痺れ、圧迫感、脱力感、眠気が出たと報告例あり。
⑸アメリカのFDA(厚生省)は、〇〇の素社のハ○ミーには奇形と発ガンが認められたと日本の厚生省に通告しました。
しかし厚生省はこれを容認、黙認した様な食品への添加を認めている。
本当のかつお節からとった出汁よりも、ほんだしの方が美味しいと感じる人は、今までに大量の化学調味料を摂取してきた結果に他なりません。
では、取り込んでしまったグルタミン酸ナトリウムの有害性を抑えるためにはどうすれば良いか? 抗酸化作用のある食材やマグネシウムを多く含む食材を日々摂取する。簡単にいうと、緑黄野菜がとても有効です。
私はペスクタリアンという、肉を食べないだけのジャンルに属しています。
魚や卵などの乳製品は食べます。それでも以前より、その量も減っています。徐々にですが、ベジタリアン、将来はヴィーガンになりたいと思っています。
その結果、とても多くの野菜を摂取する事になっています。そのためには、野菜も無農薬でありフェアトレードで手元に届く(輸入ではないのでそこは気にしなくても大丈夫)などを考えています。
卵も安いものではなく、しっかりとした放牧卵を探しています。これはバタリゲージに殺されるまで閉じ込められ、通常なら年間20〜30個の卵を産む雌鶏が、薬漬けにされ、年間250個近くを産まされ続けているのを防止したいという気持ちもあります。
次回、他の視点から添加物について説明したいと思います。
*参考文献 湖池屋 マクロビオテック横田浩氏 lyle68さん