シンガポールでは「一人当たり8.8万円」、安倍総理、本気で対策しようとしてるのでしょうか?
予算にコロナウイルスの対策費が組み込まれていない!
本日2020年度予算案が衆院通過の見通しですが、何と新型コロナウイルスの対策費は予算に組み込まれていません!
安倍総理は予備費103億円を含む総事業費153億円で、なんとかなると答弁しています。
PCR検査を受けられない背景にこの予算の乏しさが!!
資料提供:東京新聞TOKYO Web
人口570万人のシンガポールの対策予算は約5,000億円で、一人あたりに換算すると約88,000円。
香港は約4300億円で、一人あたり約53,000円。
台湾は約2,200億円の特別予算を可決し、台湾の人口は約2,300万人ですから一人当たりは約9,565円。
韓国は約67億円の緊急対策の追加支出を発表。予備費約1,800億円とあわせて約5,100万人の人口に対して一人当たり約3,660円です。
米国は約2,800億円を議会に要求しています。米国の人口は約3億2,700万人ですから、一人当たりは約856円。
日本は一人当たり、たったの127円!!
これらに対し、日本は人口およそ1億2千万人ですが、現状の約153億円では一人当たりにすると127円程度の対策費にしかなっていません。中国に次いで世界第2位の感染ハブとみなされているのに、この対策費の少なさは尋常ではありません。
資料提供:IWJ
26日、感染拡大防止のため、ソウル市内の市場で進められた防疫作業=共同
陽性→陰性→再度陽性→14%!
武漢からのバスガイドを引き受けた女性が、入院し陰性になったことから退院していたにも関わらず、再度陽性になったのを国内初と報じていますが、既に中国では退院患者の14%が再度陽性になったと報じています。
油断できないウイルスであることはもちろん、検査体制も見直す必要があるでしょう。
しかし、それに対して予算があまりにも少なすぎます。
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学校を休校!
さらには3月2日から全国の小中学校を休校と首相が要請と発表しましたが、その間、子供を見守る親はどうするのでしょうか。
その年代の子供を抱えている両親は、共働きの方も多いことでしょう。休めば収入に大きな打撃を与えるはずです。
重症患者を中心に治療を行う
重症患者を見殺しにしない、確かにそう受け取れるかもしれません。しかし、軽症であれば完治する可能性が極めて高く、治療時間も日数も一人当たりでは少なく済むことは誰にでもわかることです。
ただ、そうなると数が多くなるから、やはり予算が足らない・・・、って事なら、あまりにもバカバカしいことではありませんか?
予算の捻出で今こそ必要なのは・・
国土防衛費に膨大な予算を組んで、高額な軍事兵器を購入するなら、コロナウイルス対策に回すべきです、それこそが国土防衛ではないでしょうか。