皆様 新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
我がA・Pグループとして、コロナ禍に負けない強い体質を築き、みなさまへ安心と安全をお届けしてまいります。本年も何卒よろしく御願い致します。
①緊急事態宣言発令!
さて、コロナの感染者数が上昇したことによって「緊急事態宣言が1都3県に発令されました」*これを書いているのは1月7日です。
1月8日から2月7日までの1ヶ月を目安ということです。
これでまた経済活動にブレーキがかかってしまうのでしょう。
コロナについては言いたいことが山ほどあるのですが、私の立場としてここで公には言い放てないもどかしさもあります。
そこで、私の意見というよりも事実を整理してみたいと思いますので、まとめてみました。
これは凄い数字なのでしょうか?
パーセントで表すなら、もっとも多い東京で“0.0539%”となります。
多いのでしょうか? 少ないのでしょうか?
どこに行っても「マスクをして下さい」「検温して下さい」「消毒して下さい」と言われます。
これ自体は、何もコロナに限らず、冬になりインフルエンザや風邪が流行るのは毎年のことなので、とても良い習慣付けになったと思っています。しかし・・・・
「大きな声で喋らないでください」「食事の時はマスクを外しても、それ以外の時はつけて下さい」
ゴルフの時の昼食も楽しみの一つですが、テーブルには四角に閉ざされたアクリル板のために、何を喋っているのかわかったものじゃありません。
また、窓に向かって横並びにされてしまうところもあります。こうなっては会話どころではありません。
この四人でテーブルを囲むって危険なのでしょうか? 先にも申しましたように、沢山言いたいことはありますが、私の意見は言わずにおきます。
②電車の中はどうでしょうか?
コロナの感染者数の推移が7日間ですから、同じ1週間で比べてみましょう。
世界一乗降客数の多いのは山手線です。
乗降客数 3,181万人 これは日本の人口1億2,713万人の1/4に匹敵する人数です。*JR2019年調べ
他の路線も調べてみましたが、「え!こんなに乗ってるの?」と驚いたのは私だけでしょうか。
京浜東北線3,149万人 中央線3,065万人
この3路線を合計すると9,395万人。いや〜、JRがどれだけ儲かってるのかと想像したくなりますよね。
およそ日本人口の3/4がこの3つの路線だけで乗っていることになるわけです。
首都圏全体の平均乗車時間は、15.8分とのことです。
では、9,395万人にコロナの感染率を当てはめてみましょう。
93,950,000人×0.000539=50,639人
となります。
この1週間で3路線から5万人を超える感染者が出ていたことになります。
もちろん同一者が何路線も乗るかもしれませんから、元々の9,395万人を何割かにする必要がありそうです。
勝手に3で割れば計算が楽ですから、そうしてみましょう。と言っても全員がこの路線三つに乗り換えるなんてあり得ませんが。
それでも、5万人の1/3と言えば約1万7千人程になります。
こんなに出てますか?
この乗降客数は2019年の数字ですから、コロナ禍で利用者数が半分に減ったとしましょう。となると8千5百人となります。
どうです、こんなに出てますか?
電車の中って、ゴルフやっている時より密ですよね。
食事のテーブルを囲むより、隣に身も知らない方が肩が触れ合うほどに近づいてますよね。
誰が触ったかわからない手すりや吊革に掴まる時ってありますよね。
でも、こんなに出てませんよね。
すみません「よね」連発してしまって・・・。
つまり政府が言っている「三密」の典型は電車の中であり、その電車の中でクラスターが発生したとか、毎日1千人を超える(8千5百人÷7日間)感染者が出ていますか、ってことです。
③コロナによる死亡者数
全国 3,548人 東京 603人
世界 188万人
④自殺者数2020年1〜11月
全国 19,101人(男12,789人 女6,332人)
東京 2,043人
自殺者数2019年
全国 20,381人(男13,900人 女6,481人)
まだ2020年12月の統計が発表されていないので、2019年12月は1,494人を、2020年に同数を足してみましょう。
19,101人+1,494人=20,595人
と僅かながら微増しています。
これは2003年の34,427人をピークに毎年減り続けているにも関わらず、増えているとなると大変なことになります。
コロナで3,548人死亡者が出て、経済活動もままならず、破綻してしまうのは飲食関係者だけにとどまらず、我がグループにおいても大変な打撃を被っています、皆様も似た状況でしょう。
自殺者はコロナより数倍も多いのに、経済活動に影響を全く与えていないのです。
⑤インフルエンザによる死者数はどうなのか?
2018年 3,325人
しかしこれは1とつの数字であって、インフルが直接原因で死亡した数字なのです。
もう1つはインフルエンザにかかったことによって自分が罹患している慢性疾患が悪化して死亡されたというものです。この2つをあわせた死亡率のことを超過死亡概念といい、WHOが提唱しているのですが、この数値が毎年約1万人程度と厚生労働省では発表しています。
インフルエンザが原因で死亡した数は、1万人なのです。
これでもコロナがこわいですかね?
ただコロナは症状が急激に悪化していきます。治療の手立てをする暇もなく死亡してしまうこともあります。舐めてはいけません。
コロナもインフルエンザも自殺も恐ろしいですよね。
しかし経済が破綻してしまい、店舗が潰れ会社が倒産し、将来に不安を抱えたかたが自殺をしてしまう、これってもっとも防がなければならないことではないでしょうか?
我が社のある新宿区の吉住新宿区長は1月6日のテレビのインタビューに対して、20歳感染者割合「ほぼいない。非常にリスク低い」と答えています。
「この緊急事態に成人式をやるとはどういうことだ!?」
との批判に答えたのです。10代の感染率は全体感染率の5%程度にしか当たらず、しかも重症化しづらいからの見解です。
私はとても大切な決議だと思います。
コロナを恐れて一生の思い出である「成人式」を行わないということは有ってはならないと思うからです。
なんだか意見言わないと言いながら言っちゃってますが、多めにみて下さい。
これからもコロナに負けずに頑張っていきます。