▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽7年ぶりの故郷へ▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
同窓会、そしてかけがえのない恩師の仏前へ
13日・・・
なぜか二日酔いにならず、爽やかな目覚め。
そして電車で高知に向かうはずが、初日のくだりに書いたとおり、車で高知に向かいます。
本当ならもう一度、麦屋でうどんを食べて帰りたいところですが、チェックアウトが10時なので1時間も潰すわけにもいきません。
高知市内でうまい飯を食べるにはちょうど良い時間だろうと、名残惜しくも四万十市を後にしました。
市内について直ぐに検索・・・
高知名物、色々ありますよね。カツオのたたきを筆頭に海産物が沢山出てきます。
しかしそれは今夜のお楽しみということで、さてランチは・・・。
おおこれだこれだ! 最近話題の須崎の鍋焼きラーメン!
一度は食べてみたいと思っていたので、これはナイスチョイス。
食べログで調べるとインター降りて道端で検索している自分のところから直ぐ近く。
しかし着いてみると外に行列! やばいと思いながら駐車場へ停めてダッシュ!
7人が並んでいます。まあ東京の有名店ならこの倍はザラなので並びました。
しかし、暑い暑い!
南向きの道路に面しているので、もろに太陽があたります。
しばらくすると店員が出てきて「良かったら日傘をお使いください」とのアナウンス。
おお有難いとさすと、直射日光ってこんなに暑かったんだと! 今後のゴルフの時もまめに日傘をしようと思った次第です。
借りた日傘は店内に入る時、後ろの方に渡します。
45分ほどで店内に。意外に回転が悪くてぐったり。
さて注文は並で120gとのことなので特大880円を注文しました。
ネギが長いな〜! 生卵、そして薄くスライスしたちくわが入ってます。
麺は卵麺のような甘さがあり、中太やや細め、しっかりした棒麺といったところです。
熱々なので、これは食べ切るのに時間がかかるから回転悪いんだとわかりました。
しかも夏休みなので小さな子供を連れた家族連れもいますからね。
さてさて、無茶甘いスープに閉口しながらも完食して、ご飯を追加しました。メニューのビジュアル見たら頼まないわけにはいきません。
小飯120円也
一口食べた時は「お!麺よりご飯の方が合うんじゃねぇ?」てな感じでしたが、やっぱり甘すぎて完食するのに必死でした(^_^;)
とは言え、お腹一杯になり満足満足。
レンタカーを返すまでまだ3時間弱あります。これは大好きな龍馬記念館に行くべきだろうと、桂浜へ向かってGO!
しかし、名所の浦戸大橋手前からノロノロの大渋滞。龍馬記念館は桂浜の手前で左に分岐していきますが、そこまで大変でした。
何度も来ているこちらですから、簡単に観終えると思っていたら、なんと新しい工夫が何箇所にもされていて、簡単どころか、じっくり見ればゆうに半日は潰れてしまうほどです。
どこか似ちゃあせんかね?( ̄∇ ̄)
さてと、まだ心残りはあるもののレンタカー屋に行かねばなりませんし、その前に荷物をホテルに置いてこないと、レンタカー屋から帰ってくるのが大変です。
何せK先生奥様からダバダ火振りのボトルを貰ったし、姉の同級生のところから買ってきた葡萄、そして再従兄弟から買った芋けんぴなどが入ってますからね。
荷物は往復便で手配しているので、明日の東京まではバックパック一つの身軽さです。
さてホテルはと言うと、高知で一番賑やかなはりまや橋交差点の直ぐ近くにあります。
ホテルの裏側がはりまや橋ですから、観光客にとっては一等地になります。
しかし桂浜方面から戻った自分には、そこにちょっとだけでも停めるには、周り込まなければなりません。しかも交通量の多い大通りの交差点近くですから、ちょっとだけでも止めるわけには行きません。
と言うことでグルッと周り込んで路地にと思ったのですが、街中はまだ路上規制していてまともに進めません。グルグルと周りながらもなんとか停めて、駐禁取られないようにダッシュでホテルへ!
受付に荷物だけ受け取ってもらって、又又ダッシュで車へ。無事でしたが、そこからもちょっと大変でした。
その日の夜、ホテルの裏出口から出ると直ぐ右にはりまや橋が見えます。
日本「がっくり名所」の一つです。
車はガソリン満タン返しをすることになっていました。借りた時の女性の説明では近くに三件のGSがあるとのことだったのでナビを入れずに、レンタカー屋まで、ところが全然GSが見当たらない。慌ててナビに近くのGSと入れても1.5kmも離れています。
それは遠すぎるだろうと、ありそうな大きな道を走っても全然ありません。諦めて先ほどよりナビが離れてしまったGSにとハンドルを右に切ったところ、斜め左にGS発見!
そこに入るもガソリンキャップは右?左?
普通ならメーター中のGSマークの横に矢印が付いていて、どちらかわかるものなのに無い〜! 返却時間が過ぎていたので慌てていたからかもしれませんが、無かったよ、マツダさん。いや、やっぱり俺の確認ミスか・・・^^;
まあ、それでも満タンにしてレンタカー屋へ到着。15分ほど遅れましたが、何事も無かったように返却。
やれやれと高知駅を突破してホテルへと歩いていると、名物路面電車が停まっていました。
並んでいる客がいると言うことは、間もなく出発かな?とそこへ並ぶと、すぐに車内へ案内。
仕事の合間の休日かチャーミングな女性 4 人が近くにいて、何故かルンルン。
でも乗ったものの5分くらいは出発待たされました。
そしてはりまや橋で下車したものの、電子カードで払えると書いていたのでスイカを出すも、ダメ! 慌てて小銭を出すも、後ろの客に「ちょっとどいて先に行かせてもろうてええろうか?」と言われる始末。ハイハイと横にずれて小銭を払って下車。
歩いても近いのになんだかバタバタ、まあこれも旅の楽しみってところですね。
ホテルにチェックインして、シャワーで汗を流してひと段落。
さて最後の夜はどうしたものかと・・・。
なんてことはなく行く店は決めていました!
中央公園の電車道を挟んで向かい側にある「葉牡丹」です!
大のお気に入りで、市内に泊まることがあれば必ずといって良いほどに寄ってます。
写真説明:葉牡丹編
1〜2枚目 表から見た葉牡丹 メニューの表紙 可愛いですよね
3枚目 野菜串フライ盛り合わせ 新鮮でホクホクして美味しかったです
4枚目 酒の友酒盗ときゅうりもみ
5枚目 万葉寿司ハーフ
6枚目 普通ハイボールからメガハイボールへ
土佐弁丸出しのおばちゃんがカウンターの中で仕切る仕切る。
入ってすぐは広い半円形のカウンター、奥にテーブル席
行った時は丁度満席で、入り口付近で15分ほど待ちましたが、客が後を立ちませんね。
さすがの人気店で、何やら居酒屋を巡る番組で出たので、観光客が増えたとのこと。
テレビの影響は大きいですね。
さてやっとカウンターが空いたのでハイボールからの、野菜盛りフライを、直ぐに酒盗などのアテを頼んで飲みを開始。
私は隣にいる人にどこでも誰にでも声を掛けます。早速左隣で居心地悪そうに飲んでる40歳前後の男性に声かけしました。
「どこから来たがです?」
「京都からです」
「高知は何泊目ですか?」
「今日、徳島から来たばかりなんです」
「へえ〜、一人で旅をしてるがですか?」
「女房が松山で先に言ってるんですが、自分は遠回りしてから行きます」
「ふむふむ、今日来たがやったら“よさこい“は見れんかったでしょ?」
「え?“よさこい“ってなんですか?」
「え〜!!!!」((((;゚Д゚)))))))
これには彼の隣にいた女子大学生(後で声かけたのでわかりました)二人も、思わず絶句!!
「よ、よさこいを知らんがですか?」
「はあ・・」
「よさこいも知らずに高知へ?」
「そんなに有名なんですか?」
「多分、日本一の祭りというか、盆踊りというか、全国でやってますよ」
いや〜、よさこいを知らないでも高知に来てるとか、しかも前日までのよさこいの名残が残っている高知に旅行って? 不思議な人がおるもんですね。
さて、驚いた彼女たちとも喋ると、「友達がよさこいで踊ってるので応援方々、旅行に来ました」とのこと。
なんか私には霊感チックなところがあり、それだけで、
「早稲田やろ?」
「え〜、なんでわかったんですか?」
「感、単に感やけどね。おっちゃん高田馬場に40年おんねんで」
「え〜、そうなんですか?」
「見かけたら声かけてな(^ ^)」
そして右隣の兄さんとも喋り、その後に来たご夫婦も東京から来たと言います。しかし、高知市内に3泊するとのことです。
「市内に3泊もしたら行くところないでしょ?」
「ええ仁淀川の上の方にも行こうかと思いましたが、台風で荒れてるようで・・」
「絶対1日は四万十川とか足摺に行ったほうが良いですよ」
奥さんご主人の顔を見て、
「ほら、言ったじゃない!」
「ん〜」てな会話。
当初は四万十市に一泊して四万十川や足摺方面の観光に行こうとしてたのを、ご主人が遠いからやめてしまったとの事でした。
奥さんの睨みにバツの悪そうなご主人と奥さんとの絵柄が、さて、たくさん飲んでたくさん喋ったので、そろそろ葉牡丹を出ましょう。
店を出ると大きな音で「ド〜ン! ド〜ン!」と聞こえて来るでは有りませんか!
店内でも聞こえていましたが、よさこいの太鼓の音でもしてるのかな、と思った程度でしたが、外に出ると間近での音にビックリ!
しかも振り返ると花火が見えてる〜〜〜!
慌てて走り出すと、鏡川の上で花火がドカンドカン!!
堤防までは100mほど、近づくにつれ花火も音も大きくなっていきます。
土手沿いには沢山の人々が。
「え〜、今夜花火大会だったの!?」
土手に駆け上がると、人盛りはあるもののそれほどでもありません。
しかも土手の上に座れる場所があり、花火を特等席で見ることが出来ました。
見れたのは僅かに30分ほどでしたが、思わぬサプライズに大興奮。
後で分かったのですが、9日の花火大会が、雨のために13日に順延したんですって、大ラッキ〜!!
偶然でしたが、こんな素敵な場所から花火を観れて最高でした
さて、そのまま帰る私ではありません。行くあてなどありませんが、とにかく帯屋町へ。
アーケードを通り抜け、飲屋街へ。
高級な店に行く気はありません、キャバクラに行く気もありません。
目指すは高齢なママと可愛いお姉さんのいるスナック!
さて簡単に見つかりそうで見つかるものでもありませんが、古い雑居ビルに、これまた古そうな小さなスナックが、一階だけでも8件ほど入っているビルを発見。
長年の感を活かして一軒のスナックのドアを開けました。そこにはマスターが一人居ただけでした。
「女の子おらんけどええ?」
いやまあ、それでも良いんですが、今宵はちょっと寂しい。希望を伝えると、
「それやったら2軒隣がええわ」
と快く紹介してくれました。ところがそこはなんと満席。カラオケがんがんやってるのは良いけど、これでは落ち着きません。
ママが「席奥が空いちゅうけん入ってや」と私の手を引っ張りますが、「いや〜、これじゃあ落ち着かんからまた来るわ」と2度と来ることもないのに変な断り文句。
そして同じ説明をして紹介されたのが、最初の店の斜向かいの店。
そこに行くと初老だけど昔は相当な美人だったろうなと思わせてくれるママと、カウンターに男性が二人別々に座っていました。
若い女の子がいないから、最初の店はここを紹介しなかったんですね。
一見の私の顔を見ると、ママはいかにも間違って入ってきた客、みたいな顔をしましたが、ここまで辿り着いた経緯を話すと、「へえ〜、あの店満席やったが?」
と笑顔でカウンターに座るよう招き入れてくれました。
飲み放題、歌い放題、3,000円ポッキリ
良心的でしょ?
またまた、すぐに話しかけると、近くの男性は高知出身ですが大阪で建築関係の社長をされている方でした。宿毛に行った、四万十市で同窓会をやった話などで盛り上がり、カラオケでも盛り上がりました。
一期一会のこの世界ですが、三日間で、だけでどれだけの人と触れ合ったのでしょうか。
14日 高知龍馬空港編
何でもかんでも「龍馬」人気に頼るのは如何なものかと思いますが、なんせ自分が大の龍馬ファンだから何も言えませんけどね(^^;;
ホテルのチェックアウト10時から、フライトの13時35分とたっぷり時間があります。
またまた帯屋町を彷徨うも、寄ってみたい店がありません。
高知城まで上がるのも考えましたが、炎天下の中、流石に気が重い。
ブラブラして11時すぎのはりまや橋から空港までの連絡バスに乗りました。高速が出来たので早いもので20分ほどで到着します。
安くて腹を満たすならうどんが最適、空港レストランでも食べられます。さてうどんを食べようと思っていたら、「四万十うなぎ」の文字が。
10日の編で書きましたが、その時に食べた鰻ががっくりだったので、「よし! リベンジだ!」と、奮発して頼んじゃいました。
写真説明:高知龍馬空港編
1~2枚目 お頭付きの小ぶりな鰻がまるまる一匹
3~4枚目 待つ間、緑茶ビールカクテルを
地下水で育てたとか、四万十の宮内商店とか、なかなかの能書きなので、それなりのものが来るだろうと期待して待ちました。
待つ間に頼んだ、この津野山ビアカクテル、これが単にビールに緑茶を混ぜただけでなく、すっきりとして美味しい!
キリンビールさん、都内でもどんどん広めてや!(^_^)
さて出てきた鰻重は、一匹丸ごとは良いんですが、お頭付きです。
昔、沼津で全く同じ様な小ぶりでお頭付き鰻を食べた時、頭から食べるものだろうとかぶりつき、口の中が骨だらけになり「オエ!」っと出してしまった事があります。
「よっしゃ、これもまたあの時のリベンジや!」と、頭からガブ!
噛み噛み・・・・、「オエ!」(;o;)
返り討ちに遭ってしまいましたʅ(◞‿◟)ʃ
しかし、身は硬く感じるかもしれませんが、とても引き締まり、タレは特製というだけあって美味しいんですが、相当に濃いです。
ビールを残しておいて良かった〜!
大満足でした、ある意味リベンジ成功でしたね。
まだ時間があるので有料ラウンジに入り、のんびりとしました。こちらではソフトドリンクが無料なので、エメラルドマウンテンブレンドと、スペシャルローストを頂きました。
AMEXのプラチナカードを持っていた時は、世界のVIPラウンジを何度も使いましたが、今は持っていないので、久しぶりにラウンジでゆったり出来て、なんだか ムフ!
さて、途中すごい揺れたものの、無事に羽田に到着し、直行で帰宅し、久しぶりの我が家でのんびりするとしましょうか。
長文、お読み頂きまして有難うございました。