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2050年の夏、なんと47度!

気温上昇1.5度以内を死守!・・・
産業革命当時からの気温上昇を1.5度以内に抑えないと地球は壊れてしまう!
何度も言われ続けた言葉(警鐘)ですが、悪化する一方です。


2019年 世界グローバル気候マーチ

世界125ヵ国2,000都市以上で140万人以上が参加して行われました。

私も東京で参加して、国連大学前から、約3万人で行進を行いました。


 

COP26で「気候危機」として、「2030年までに、世界中のCO2排出量を45%削減しなければならない」と言われましたが、フランスの研究機関から2019年に発表された「6〜7度の上昇」、そしてその結果「2050年の夏は47度に達する」との報告は衝撃的でした。

 

この数値は、計測機等の技術の改善によりもたらされたもので信憑性は高く、フランスの研究者たちは、スーパーコンピューターを1年間、昼夜休みなく稼働させ、5億時間の計算と、20ペタオクテットのデータを生成して8万年にわたる過去と未来の気候変化をシミュレーションしたと発表しました。

参照:ビジネスインサイダー

 

 

IPCC・・・

これは2021年に行われる「IPCC第6回」に向けて発表されたものです。

IPCCとは気候変動に関する政府機関パネルの事です。

これは何もしなければの話ですから、もう少しは抑えられるかもしれませんが、焼け石に水のようにしか感じられません。

 

 

IPCC第6回報告書より

報告は大量になるので第一部だけを掲載しました。

 

第1作業部会(WG1)は、「気候変動 – 自然科学的根拠」をテーマとして扱う。この報告書は、2021年8月9日に公表された。この報告書では、以下のような主な知見が示された。

・人為的な温室効果ガス排出が地球温暖化の主要な原因であることは、今や「不可逆的な証拠」である。

・2019年の地球の平均表面気温は、1850-1900年の平均に比べて約1.1℃高く、過去100万年間で最も高い水準に達している。

・2010年代の大気中の二酸化炭素濃度は、少なくとも200万年間で最も高く、メタン濃度は少なくとも80万年間で最も高い。

・今世紀末までに1.5℃の温暖化を限定するためには、2020年から2050年までに人為的な二酸化炭素排出を実質ゼロにする必要がある。

・1.5℃の温暖化を超えると、極端な気象現象や海面上昇などの影響が顕著に増加する。

・今後数十年間は、どのような排出シナリオでも温暖化が続くことがほぼ確実である。ただし、排出削減の速度や規模によって、温暖化の程度や影響は大きく異なる。

 


 


 

参照:第二作業部会、第三作業部会など、気になる方は、下記リンクをご覧ください。
IPCC第6次評価報告書

 

 

今年の日本の夏は・・・

さて日本の夏予想は、4月のブログ「今年の夏はどうなる?」で解説しましたが、7月の梅雨明けが予想ほど遅くはなっていません。

 


 


 

昨年の梅雨明けは・・・

中国地方・近畿地方・東海地方 7月16日に梅雨明けしましたが、今年はそれぞれ+4〜6日となっています。

昨年が平年より早かったので、平均して今年が遅いということはありません。

その為に、7月はまだ答えは出ていませんが、予想より猛暑となっています。

 


 

7月の梅雨明けが長引くというのがそれですが、その為に気温は下がるはずでした。

外れたのは、気温が下がっていないという事です。

7月は「厳重警戒」、8月は「危険」レベル

になると思ってください。

 

東京より沖縄の方が涼しいですからね、そちらへ避暑に行かれるのも良いでしょう。

昨年の熱中症は、一昨年より2万人以上多く、北海道、秋田では例年の10倍に達しています。

参照:ブログ2024年4月「暑熱順化」

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