皆様明けましておめでとうございます。
本年も我がAPグループは、セキュリティ、環境問題を中心に社会貢献をしてまいります。
さて、パリ協定から離脱したアメリカの問題については何度も取り上げていますが、半年を過ぎ落ち着いてきたところで未来が見えて来たと言えるでしょう。
トランプの離脱表明は私たちの様に環境問題に関わっているものにとって、身の毛もよだつほどの衝撃でした。理由は米国の経済・雇用に悪影響を与えるというのが一番です。「アメリカファースト」を謳っている本人ですからブレないのは流石です。
しかし地球温暖化はアメリカだけの話ではなく、地球規模の話なのです。まあこれについても何度も批判しているので今回はやめておきましょう。
バカな大統領に憂いているのは日本よりも当のアメリカ人です。支持率は30%を割り込む勢いです。
そして素晴らしいのが、トランプの離脱表明に関係なく、『We are still in the Paris Agreement』に署名し『US Climate Alliance』を形成すると宣言した方々がいることです。
カリフォルニア、ニューヨーク等の12の州知事、250以上の市長、1,700を超える企業CEO等です。
これを知るとアメリカをバカになどできません。アル・ゴア氏の様な素晴らしい方もいる国です。何と言っても世界最大の国家ですから、この多くの人たちの勇気ある姿勢に拍手と感謝を贈らずにいられません。
日本でも2030年を目指して省エネに取り組んでいます。
例えばLED化は、全てのジャンルを含んで15年の普及率は約31%ですが、これを30年には100%にして行きます。
エアコンや冷凍・冷蔵関係も次々と自然冷媒ガス対応の機種が開発されています。今の冷媒ガスはGWP(地球温暖化係数)が、CO2の2000倍も悪いガスですから早急ですね。しかもこれは100年値です。一度放出されたフロンガスは100年経っても“CO2の2000倍も悪い”という恐ろしいガスなのですから。
我がグループでも一般社団法人省エネルギー協会を中心に、微力ながら地球環境改善に取り組んでまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。