私の故郷「高知県宿毛市」から、ふるさと納税の寄付金活用状況が送られてきました。
人口4万人足らずの小さな市ですが、集まった総額2億4700万円に驚きました。
返礼品については色々と取りざたされているので、ここではそれに触れません。
これだけを見れば、財源の少ない地方都市にとって、大きな収入源となり、人や街のために活用され喜ばしいことだらけですね。
しかし、自分の故郷が活気を取り戻すことに一役でも買うことができるのはとても喜ばしいことではありますが、都内での行政サービスなどに影響が出ないか心配になります。
では、私が住む東京ではその影響はどの程度なのでしょうか。
2018年7月に総務省は2018年度のふるさと納税で控除される住民税が全国で2448億円に上り、前年度に比べ37%増えると発表しています。
言うまでもありませんが、最も多いのが東京都でその金額645億円に上ります。
これは前年より180億円も増えたことになります。
第二位は神奈川県で257億円と、こちらも70億円も膨らんだと言いますから、影響は大でしょう。
私も数年、できるだけの範囲でふるさと納税をしてきましたが、本年はよく考えて寄付をしていきたいと思います。