犬肉祭りとは_・・・
前回でも書いた中国玉林地区(ユーリン)の犬肉祭りは、本日も開催されています。
前回24日からという情報をお知らせしましたが、どうも21日から本日30日までの十日間開催されているのが本当のようです。
8割を超える犬たちは中国だけでなく、近隣諸国や日本からも誘拐や野良犬をかき集めています。
過去に印象に残っている動画は、ペットの犬を連れて散歩していた少女に、バイクに乗った二人組の男が襲い掛かり、犬を連れ去る場面でした。
女の子は泣き叫びバイクを追いかけますが、あっという間に逃げ去られました。
もう一つは、留守の豪邸の庭に放たれていたゴールデンレトリーバー2頭を、塀を乗り越えてきた泥棒が、吠える犬の首にロープをかけ、塀を引きづりあげて車に積み込み、逃げて行くシーンでした。
どちらも、この恐ろしい犬肉祭りに連れて行かれたのではないでしょうか。
今年、殺される予定の犬の数は約1万頭と言われていましたが、ボランティア団体の活躍で、数千頭の命は救うことができたそうです。
なんと言っても中国は「犬肉を認めていない」ため、衛生管理についても徹底などされているわけもなく、とても不衛生な状態です。
どうせ殺して食べてしまう犬を綺麗にしてあげる必要はない、そう思っていることでしょう。
バイクに山積みにされ連れて行かれる犬達
ボランティア団体のお陰で、救い出された68頭の犬達に、泣いて安堵するボランティアの女性
韓国のボクナルと言う祭りは・・・
そして、7月には韓国のボクナルと言う犬スープ祭りも始まります。
この祭りは韓国の各所で30日間も行われ、その規模は玉林地区より遥かに大きく、なんと犠牲になる犬の数は100〜150万頭とも言われています。
韓国では犬肉は合法化されているため、犬牧場は17,000箇所に上り、2020年にロッテが所有する土地が犬牧場として運営されていたことも問題視されました。
ロッテはその後「買い取る形で全頭を助ける」と発表したにも関わらず、2022年になっても、一円たりとも支払っていません。
ロッテ牧場の看板もあります。その中では劣悪な中で必死に生きようと頑張る犬達がいます。
糞尿が下へ漏れるように作られた金網のため、まともに歩くこともできずに育っていきます。
ソウル国会議事堂前で、犬肉反対を訴える動物愛護活動家
それに反対する犬牧場経営者達は、犬肉を焼いて食べていた。
この2枚の写真は同じ2019年7月12日に、ソウル国会議事堂前で撮られたものです。
2020年7月、ロサンゼルスの資産家で愛護活動家が、農場主と「今後2度と犬達を食用として売らない」と330万円で契約を交わし、違約したときは数億円が発生するという内容のため、一旦は問題は解決しました。
しかしその1ヶ月後、桂陽区行政は「犬を農場から追い出す!」と発表しました。
その3ヶ月後の11月、職員が突然やってきて全ての犬舎を破壊してしまったのです。
行政の言い分は「保護ではなく繁殖だ!」と難癖をつけボランティアを虐めたのです。
ロッテが放置していたおかげで約四万頭の犬が死んでしまったと言います。
そして生き残ったのは僅か250頭。少数のお陰でボランティアの方達が救い続けることが出来たというのも皮肉な事実です。
狗肉 なんと書いているかわかりますか?
中国語で犬肉と書いています。
日本には犬肉を出す店が100軒ほどあると言われています。
上野と池袋にはそれぞれ10軒ずつあると言われており、私は数年前に池袋を視察したことがあります。
表の看板に「狗肉」と書かれている店を3軒発見しました。
その内の一軒は私がなん度も前を通っている店でしたが、その文字が「犬肉」だとは、微塵にも思ったことはなく、知らずに入った人の横で犬肉を貪っている人がいたり、もしかし犬肉を調理した同じ調理器具で、あなたが食べている料理を調理しているかもしれません。
日本では犬を食用屠殺することは禁じられています。
しかし、犬の肉を食べること、犬肉を販売すること、犬肉を輸入すること、全て合法なのです。
輸入国は平成25年までは中国が主で、今ではベトナムが主となっています。
平成29年にベトナムから輸入された犬肉は20tにも及びます。肉となって輸入されるので一頭辺り10kgとしても2000頭もの犬肉を輸入していることになります。
輸入やめませんか・・・
それを禁止したいと活動している方もいます。
少しでも、これを読んで止めさせるべきと思われた方は
下記、URLより署名用紙を印刷の上、署名し郵送してください。
https://ztab.cdn.msgs.jp/5m3o/ztab/syomei.pdf
参考文献
おもいやりのちから
AFP BB News
反DCMTJAPAN
リーフレット及び署名作成 RIKAKO FUKUMOTO