前回も狂った気候について書きましたが、今回はそれ以上に恐ろしい事が地球に起きていることをまとめました。
シベリア・北極圏で信じられない気温が・・・
この6月、シベリアでは38度と言う観測史上最高気温を記録しました。乾燥しきった森林では火災が発生、1900ヘクタールもの森が焼失しました。
その大きさはなんと、北海道の2.3倍だったのです!
*参照文献:グリーンピース・ジャパン
日本が毎年異常気象に見舞われ、「このままだとこの先はどうなるのか」と、危惧される方は多いと思います。
しかしそれ以上に北極圏では他の地域と比べ2.5倍ものスピードで温暖化が進んでいます。
永久凍土が融け出す・・・
この暑さで永久凍土が融け出し、その上に立っていたオイルタンクが倒壊し2万ℓもの油が河川に流れ出しました。この危険は永久凍土が融け出してしまう今後も高いのです。
そして融け出した永久凍土からメタンガスが排出され、温室効果をさらに上昇させています。森林火災はアマゾンでもオーストラリアでも起きました。
*参照:過去ブログ
「アマゾン大災害!! ボルソナロ大統領、G7の緊急支援を拒否!」
アマゾンの火災は人為的・・・
アマゾンでは人為的な災害と言われていますが、その元になったのが「食肉産業への高額な投資」と言われています。「金にならないジャングルを焼き払って畜産動物を育てる」と言って、ボルソロナ大統領が火をつけさせたと言われているのです。
残念ながら、これからも巨大な台風や豪雨は増え続けていくでしょう。先日の日本を襲った台風9号、10号、それらは日本だけでなく世界でも多発しています。
インドネシアでは1月、2月、6月、アメリカではミシガン州を5月に襲い、2日後にはミッドランド郡で大規模な洪水が発生。
中国では6月以降、大雨で3800万人が影響を受け、南部の地域では224万人が避難、433もの河川が急激な危険水域を超え、33の河川に至っては記録的な高水位に達しました。
ケニアではコロナ、そしてバッタが・・・
ケニアでも洪水が発生し新型コロナ、そしてバッタの異常発生と重なり、食糧事情を急激に悪化させました。
バッタの群れは1平方kmになんと4000万匹が発生したと言われています。
35000人と同量の食料を食い尽くしていったのです。
現在、人類は1日20万人も増加を続けています。その人間のためにアマゾンを焼いて穀物を育てています。そしてその穀物をそのまま人間に供給するならまだしも、工業畜産動物に与えることで、さらに穀物が不足していくのです。
なのに、なのに・・・・
世界には『1分間に17人』もの人が飢餓で亡くなっている・・・
この事実を知っていますか?
私たちの生活では生産された食べ物が大量に廃棄されています
その一方で、6億9,000万人が飢えに苦しんでいるという現実が混在しています
日本も『食品ロス』大国の1つで、国連WFPが支援する、なんと1.5倍もの食品が廃棄されているんです。
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一度のアクションで120円が寄付できます・・・
10/31まで、食品ロスを減らすアクションをSNSに投稿すると、1投稿120円の寄付になり、国連WFPが途上国の子どもたちに学校給食を届けてくれます。
投稿方法は食品ロスを減らす投稿と共に以下のハッシュタグを付けてください。
#食品ロスゼロアクション
#ゼロハンガー2020
#国連WFP
とっても簡単にアクションができます。
全ての元凶は人間にある・・・
気候変動と食物、工業畜産の関係、そして飢餓の問題、どれも一つが単独で起きているわけではなく、全てが連動し、そして全てを人間が起こした災いなのです。
スウェーデンの活動家グレタさんが大人に向かって激怒した「あなたたちを許さない!」の言葉を忘れてはいけません。
その大人とは、これを読んでいる貴方のことなのですから。